本日付けの南海日日新聞にサンゴ礁の危険生物について執筆した企画記事が掲載されています。今年は、奄美市名瀬大浜にてハブクラゲと思われるクラゲ被害も発生しています。
現在のところ、応急処置で酢が有効なのはハブクラゲ被害によるものだけです。
クラゲに刺され、患部に白く長い触手が絡み付いている場合、加害種はハブクラゲの可能性があります。食酢をかけると刺胞(毒矢)の発射を抑制できますので、
ハブクラゲに刺されたら食酢をたっぷりかけて指先でそっとはがし、医療機関へ搬送してください。
触手が青い場合、加害種は
カツオノエボシの可能性が高く、酢をかけると刺胞の発射を促しますので、
絶対に酢をかけてはいけません。海水か水道水で洗い流し、指先でそっと触手をはがしてください。
※引き続き
奄美群島内のハブクラゲ目撃情報を収集しています。情報お持ちの方は、
メールでご連絡いただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。