
今年も多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。
2025年を振り返ります。
年明けとともにザトククジラシーズンが幕を開け、奄美大島近海では5月23日までに1,110群1,801頭のザトウクジラと出会えました。今シーズンは、始めて北部に長期滞留する親子クジラが確認されて、貴重な記録を得ることができました。厳しいスイムルールを厳守しクジラに配慮している奄美海域においても、シーズン中に沖縄本島北部のスイム禁止の報道が大きく取り上げられ、ホエールスイムに対する風当たりも強くなったシーズンでした。シーズン後の奄美クジラ・イルカ協会の総会においても、議論を重ね、特に親子クジラに対するスイム制限をより厳しくした上で、スイムの持続的な展開を図る方針となりました。
4月からはマッコウクジラシーズンが始まりました。6月23日には19頭の集結がみられ、立寝姿も初めて確認できました。個体識別も進み、6年間で50頭の個体が識別されて他海域との照合も加速し、奄美海盆に来遊する個体群の生態解明が期待されています。後半は穴子組とハットリくんに助けられました。
今夏も猛暑でしたが、サンゴ白化の発生はなく、礁縁ではミドリイシ属のサンゴ幼生の新規加入も多く、早期の回復が期待されました。
ウミガメ類の産卵回数は微増で、アカウミガメ58回、アオウミガメ318回、種不明59回でした。産卵回数の増加に比例し、リュウキュウイノシシによる被食産卵巣数はも119巣と増加しました。特に須子茂離れではリュウキュウイノシシの定着が示唆さました。名瀬湾の水浜でも初めて被食が確認されました。3年目に突入した用安礁池でのアオウミガメ亜成体個体識別調査では3年間で51頭を識別されました。何年間奄美に滞留するか調べます。ウミガメミーティング(講話&観察会)も奄美大島で3回、徳之島で1回開催しました。国直では、NPO法人TAMASU、WWFジャパンとの共催でサンゴ礁調査報告会も行いました。
水生移入種調査やシロアゴガエル侵入防止モニタリング調査も行い。クロウサギ交通事故防止キャンペーンの一環で開催されたアニマルレスキュー協力隊イベントではクロウサギ姿?にもなり普及啓発に努めました。
11月からはミナミハンドウイルカ調査を開始、昨年ゆいちゃんが出産したゆいたろうも大きく成長していて安心しました。12月2日には奄美生まれの美ら海水族館のオキちゃん死亡の悲報を受けましたが、今後もミナミハンドウイルカ奄美大島個体群をしっかり見守っていきたいと思います。
出張ついでに?4月にはラスベガスにて念願のWRESLE MANIAを観戦、5月には武道館でNOAH、横浜でGUNS N” ROSES、8月に玉アリでBILLIE EILISH、有明でG1CLIMAX、9月に東京ドームでPerfume、10月には両国でWWE、12月に奄美で林下詩美の凱旋試合を観戦。
12月29日には、朝一カラスに突かれ蹲っていたケナガネズミを救出しつつ、奄美クジラ・イルカ協会登録スイムガイド講習会を開催し今季初クジラと出会い、よいシーズン幕開けとなりました。
皆様今年もお世話になりました。
よいお年をお迎えください。