








台風10号からの時化が収まったので、大浜で白化調査。何とか持ちこたえていた大浜礁池のサンゴですが、全体的に白化が進行していました。全体の8割が白化、うち6割の群体が色の薄い軽度の白化、2割の群体は褐色藻が抜け出し純白色になっています。浜に近いほど白化は進行しています。
今夏の海水温は例年より高く、6月下旬から30℃を越える日があり、7・8月は半数以上の期間で30℃を越えていました。台風10号および接近中の台風12号により、海水温は更に低下していくと思われます。色の薄い程度の白化群体は回復が見込まれますが、純白色の白化群体は今後死滅してしまうかもしれません。
1998年の白化発生時には、笠利湾内や東シナ海に面する裾礁の礁池から礁斜面上部までのほとんどのサンゴ群体が純白色の重度の白化で、その後死滅していきました。今回の白化は1998年ほど深刻ではありませんが、今後の推移を注視したいと思います。