昨年奄美市で開催された日本ウミガメ会議。今年は関東初となる千葉県一宮町で開催されました。肩の荷を降ろし会議を満喫できました。一宮の皆さまありがとうございました。
今年もアカウミガメ産卵数が減少し、全国的に砂浜の浸食が深刻化しているなかで、ウミガメ会議の存在がますます重要になっています。今年も多くの事を学ばせて頂きました。
会議最終日の最終講演で「奄美大島におけるアカウミガメおよびアオウミガメ産卵個体の衛星追跡調査」の口頭発表をさせて頂きました。今夏、龍郷町安木屋場海岸で産卵したアカウミガメ5個体、アオウミガメ5個体の計10個体に衛星発信機を装着し追跡調査を実施しました。アカウミガメ5個体中4個体は摂餌海域である東シナ海へ向かい現在も滞留中、1個体は九州西方を北上し対馬海峡を抜け日本海に入り隠岐諸島南西海域の摂餌海域で滞留しています。5個体全てが現在も電波を発信し続けており、来年産卵回帰があったら繁殖海域までの移動経路が明らかとなるでしょう。アオウミガメは5個体全ての電波が途絶えてしまいましたが、5個体中3個体が、摂餌海域と思われる海域までの移動経路を明らかにしてくれました。それぞれ九州西部の八代海や紀伊半島の田辺市沖合、伊豆諸島の三宅島沿岸まで移動しました。1個体は沖縄島西方、1個体は奄美大島沿岸で電波が途絶えました。今回の調査で初めてアオウミガメ奄美大島産卵個体の摂餌海域や移動経路が明らかとなりました。
今年の奄美大島のウミガメ類産卵は355回(アカウミガメ150回:アオウミガメ133回:種不明72回)と昨年715回から半減しました(昨年比49.5%)。特にアカウミガメは昨年比31.6%と大幅に減少。全国的にも昨年の6割程度と減少しており、年変化と軽視できない気もします。摂餌海域である東シナ海での混獲状況の把握が必要との意見もあり、今年の衛星追跡結果が有益な情報をもたらせてくれるかもしれません。
全国のウミガメ屋さんと美味しいお酒を飲むことができ、楽しい時を過ごす事ができました。みなさまお世話になりました。
極寒の洋上観察。スナメリが見れました!
初日交流会は稲花酒蔵さんで。熱燗を満喫しました。2次会は411号室。3次会は露天風呂。
研究会見習い兼研究顧問と砂浜観察。砂浜浸食は深刻です。
昨年の奄美大島会議にも参加して頂いた玉川孫一郎町長と固いの握手。
荒田さんは風邪気味でした。
種子島屋久島奄美大島と・・
落花生うまし
N中先輩ごめんなさい。
オークション司会K&M。誰かさんごめんなさい。
今年もありがとうございました!
こがめマカロン奪われました、笑。
うちのライバルちゅらがーみー。あっ渡部さんありがとうございました!
暴走中年
暴走中年その2
暴走中年その3
孤高のN崎さんと記念写真
大物の予感・・・
種子島&奄美大島
みなさまありがとうございました!