名瀬新川の大高橋付近で観察会。昨年の事前調査でスッポン1個体、アカミミガメ2個体を捕獲しましたが、観察会では前日仕掛けたカメ網にクサガメが入っていました。新川では初記録です。もちろん国内外来種です。
その後、観察用に大人数人掛かりで外来種ニシキゴイの捕獲に挑みました。子ども達がひくほど熱中し2匹のコイを捕獲しました。
コイはエラブチ(ブダイ)同様にのど奥に因頭骨という固いものをすり潰す歯があり、コイは貝類を捕食してしまいます。奄美在来の希少な貝類をニシキゴイに食べられてしまっていいのか、みんなで考えなければいけません。綺麗になった新川にニシキゴイはもういらないと思います。
2014年8月17日 新川 採集
カメ網5個設置
クサガメ♀ 1個体
お魚キラー4個設置
ミナミテナガエビ 2
ゴクラクハゼ 1
ザラテテナガエビ 1
タモ網採集
オオクチゴイ
ユゴイ
イッセンヨウジ
テンジクカワアナゴ
ゴクラクハゼ
ナガノゴリ
キナハゼ
シマヨシノボリ
ニシキゴイ 2 体長45㎝、52㎝(観察後リリース)
ミナミテナガエビ
ザラテテナガエビ
ヌマエビ
モクズガニ
タイワンヒライソモドキ
フネアマガイ
トゲカワニナ
イシマキガイ
オオクチユゴイ。このような肉食魚が遡上できる川では、外来魚は捕食されて大発生が抑えられています。