2013年は昨年以上に余裕の無い慌ただしい年になりました。
1月には低海水温によるサンゴの白化調査。2月は鯨類調査を開始、沖縄美ら島財団のザトウ調査に同行したり、渡嘉敷島へウミガメ混獲調査へ出かけたり、3月には上京しサンゴ調査の報告会に参加、奄美クジラ・イルカ協会を結成しザトウクジラ全島一斉調査を初めて実施。
4月にはウミガメ調査を開始、5月に奄美市と喜界島、徳之島でウミガメミーティング。6月にはリュウキュウイノシシによるウミガメ卵食害調査を開始、ウミガメとサンゴの夜間産卵調査。下旬にはアカウミガメとタイマイの交雑種と思われる産卵があり人工ふ化にも取り組みました。
7月から産卵観察会や子ガメ観察会が続き、5年ぶりに産卵があった名瀬湾三角浜に通いました。8月には淡水ガメの分布調査も行い、高海水温によるサンゴの白化調査を始め、9月中旬以降は相次ぐ台風によりサンゴ調査が遅れ、ウミガメ調査結果を取りまとめつつ・・・
10月は今年一番の大仕事「奄美群島ウミガメ会議」を開催、11月には猪サミットやオニヒトデ情報交換会、日本ウミガメ会議でも発表しました。12月は奄美のサンゴの変遷をまとめつつ、沖縄ザトウクジラ会議に参加、中旬から奄美初のホエールウォッチング可能性調査も始め、昨日上記写真の初クジラを確認し、明日1/1からは陸上目視調査が始まります・・・
今年も多くの皆様にご協力いただき無事に調査研究活動を行う事ができました。ありがとうございました。来年は日本ウミガメ会議が奄美市で開催されます。更なるご協力を宜しくお願いします!
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